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正社員就職を応援する【はじめるキャリア】 > 関東TOP > スタッフインタビュー > 一般社団法人 大阪市音楽団 林郁智子さんのインタビュー
INTERVIEW FOR STAFF

ファンに支えられてできている「市音」。楽団員と事務スタッフが一つのチームになって活動しています。

一般社団法人 大阪市音楽団
事務職
林郁智子さん

「市音(しおん)」の愛称で親しまれる交響吹奏楽団、大阪市音楽団。林郁智子さんは、楽団が民営化された2014年4月に入社して以来、経理業務を中心にあらゆる角度から楽団員を支え、市音ファンの声を運営に反映させてきた事務局のスタッフだ。経理の仕事に初挑戦した林さん自身のキャリアも、“市民に愛される楽団”としても、まだ道半ばだという。キャリアを積み重ねてきた道のりや、ターニングポイントをうかがった。

2014年4月、大阪市の手を離れ、市民の楽団として再スタートした大阪市音楽団。吹奏楽曲からクラシック、ポップスまで、多彩な演目で観客を魅了する日本屈指の交響吹奏楽団だ。林郁智子さんは、ここで働いて間もなく1年になる。
「楽団のことは、趣味のホルンを通じて知っていました。演奏会を聴きに行ったこともあります。以前から見ていた市音のSNSページで事務の正社員募集を見つけて、ちょうど民営化されるタイミングだったので、おもしろそうだなと思って応募しました」
中学・高校と吹奏楽部に所属し、自身も音楽の世界に慣れ親しんできた林さん。大学の情報科を卒業し、システムエンジニアとして働き出してからも、音楽関係の仕事に就きたいという思いは、漠然とだがずっと心の中にあったという。
「自分でも楽団に所属して趣味で音楽を続けていますが、舞台の上に立つのは緊張して…。表に立つのではなく、裏方の仕事に興味がありました。ここは事務局の隣に練習場があるので、リハーサルが聞こえるんです!音楽が好きな人には、ぜいたくな環境ですね。面接に来たときも音が聞こえてテンションが上がりました(笑)」
仕事は、日々の出入金の管理や請求書の発行など経理業務を中心に、チケット関係やネットショップに関する問い合わせ対応など、多岐にわたる。そんな林さんの感じるやりがいは、市民楽団ならではのものだ。
「年に3回の定期演奏会で、私はだいたい受付に立つんですが、来た方から直接『良かったよ』って言ってもらえることがやりがいです。自分で演奏しているわけではないんですが、うれしいですね。事務局にいても、お電話などでファンの声はよく届きます。私よりもずっと長く市音を見てきて知っているお客さまがいて、市音はファンに支えられている、市民の声でできている楽団なんだと実感します」

あたたかいファンとあたたかい仲間に囲まれて、毎日楽しく仕事に来ているとほほ笑む林さん。そんな環境があればこそ、つまづくときも前向きに頑張ることができる。
「最初は経理だけだったんですが、入社半年で仕事の幅が広がって、去年の10月くらいにいっぱいいっぱいになってしまったんです。経理の仕事が中途半端になってしまって、お金をさわれない日があったり…これは絶対にダメだなと。『帰る30分前までにはお金をさわろう』と自分で決め、徹底しました。そのとき相談した上司は、『もっとみんなを頼りや。チームで仕事やで』と言ってくれて。楽団員さんもあったかいんですよ。皆さん個性的で、すごくフレンドリー。ファンクラブ会員に送るチラシ折りを手伝ってくれたりします」
広報活動は基本的に楽団員が担当するなど、楽器を演奏する楽団員と事務局のスタッフたちとが1つになって市音というチームをつくりあげている。その一員として、積極的に仕事に取り組むことが信条だ。
「この仕事を始めるまでは、言われたことをするという感じでしたが、『動かないと変わらないんだ』と感じてからは、自分で動くようになりました。上司も『思ったことをやってもらったらいい』と言ってくれているので、思ったことはすぐ周りに相談する癖がついてきました」

そんな林さんが大切にしていることが、2つある。
「1つはコミュニケーション。もう1つは、どれだけ臨機応変に対応できるかです。民営化したばかりで、決まっていないこともたくさんあります。今までは決められた通りにやっていればよかったかもしれませんが、自分たちで考え行動することが大切だと思います」
まずは簿記の資格を取得し、経理の仕事で独り立ちすることが目標と話す。もう1つ、意外な言葉も飛び出した。
「『変わりたくない』という思いもあります。楽団員さんはもちろん、事務でも音大出身の方が多いんですが、私は音大出身じゃなければ文系でもなくて、『リケジョ』。人とは違う、冷静な視点を忘れないようにしたいですね。パソコンに向かって事務処理をしていても、その先にはお客さまがいて、楽団員さんがいます。人を思いやれる人、コミュニケーションが好きな人、そしてもちろん音楽が好きな人は、この仕事が向いていると思いますよ!」

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